Nexus 5 (EM01L)を使い始めて3ヶ月経過した感想
0.筆者の携帯電話に使い方について
- 電話は、050 Plusを中心に利用、Bluetoothヘッドセットは必須
- キャリアメールは使用していない
- 行動範囲は23区内、川崎市、横浜市がほどんど
- 自宅では、モバイルの回線を利用しない
- 携帯電話は小さいものが正義だと思ってる(携帯性や操作性な部分で)
1.Nexus5について
どこに惹かれてかったの?
- 片手で操作可能なサイズ感、軽さが魅力
- Qi(非接触型充電)対応
- SlimPort(HDMI出力)対応
- Nexusシリーズだから
実際どうだったか?
- 軽さは文句なし
- 携帯電話や起動時に、キャリア名が表示されないのがとにかくいい!
- フィット感はiPhoneに負ける(小さいから握りやすいよね)けど、許容範囲内
- Android OSのバージョンアップの早さは、新しいものを触ってる感があっていい
- HDMIを利用した画面出力の利用場面が多い 進捗会議的なあれとか...
- Qi(非接触型充電、置くだけ充電)を使うと、発熱が気になる
- 電池は一日もたない
わりと好みな端末です。
Androidのバージョンが新しいので、逆に利用できないアプリとかあるかもですが...
2.EMOBILE 4G-S(LTE)のエリア・通信速度について
- エリアはSoftbankから契約可能なiPhone5s/cと同等(つかめる電波は同じ)
- 地上に関しては、LTEが95%以上掴んでる印象
- 地下に関しては、ほどんど3Gを捕捉(特に雑居ビルなんかは最悪) auやdocomoはLTE掴んでるのに...
- 通信速度に関しては、文句なし
- 5GB/月にて通信規制対象になるので、通信量を気にする必要がある人もいるかも
2014年6月8日時点では、
プラチナバンドLTEがサービスしてない(まだCMやってない)から、
もしかしたら、ビル地下も今後は良くなるのかもしれない...かな。
3.総合的な感想
携帯電話キャリアのLTEエリアマップの見方について(emobile編)
1.emobileが行っているLTEサービスの種類
まずは、emobileが行っているLTEサービスの種類・サービス名を見てみましょう。
- EMOBILE LTE
- EMOBILE 4G
- EMOBILE 4G-S (LTE)
- EMOBILE 4G-S (AXGP)
- 「Softbank 4G」と同じサービス。
emobileが独自に行っていた「EMOBILE LTE」と、
Softbankの「Softbank 4G」と「Softbnak 4G LTE」が混在している状態です。
通信制限の条件などサービスによって異なりますので、利用規約は要チェックです。
2.サービスとそれに該当する端末の種類
では、現状発売されている端末が、どのサービスを使っているのかを見て行きましょう。
スマートフォン
- EMOBILE LTE
- STREAM X(GL07S)
- EMOBILE 4G
- *該当なし*
- EMOBILE 4G-S (LTE)
- Nexus5 (EM01L)
- EMOBILE 4G-S (AXGP)
- ARROWS S (EM01F)
3台とも、利用しているサービス名が違うというのが驚きですね。
emobile内で機種変更しても、
同じエリアとは限らないという怖さ...
データ通信端末(PcketWiFi・USBスティック型モジュール)
- EMOBILE LTE
- Pocket WiFi LTE(GL01P)
- Pocket WiFi LTE(GL02P)
- Pocket WiFi LTE(GL04P)
- Pocket WiFi LTE(GL05P)
- Pocket WiFi LTE(GL06P)
- data-stick GL08D
- EMOBILE 4G
- Pocket WiFi GL09P
- Pocket WiFi GL10P
- EMOBILE 4G-S (LTE)
- *該当なし*
- EMOBILE 4G-S (AXGP)
- *該当なし*
こっちはわかりやすいですね。
Softbankが本格的に関わりだす前の端末とその後の端末によって、
利用できるサービスが異なります。
3.LTEサービスとそのサービスエリア
で、一番見てほしいサービスエリアについてです。
それぞれエリアが異なるので、契約をする際には最低一回は見たほうがいいですよ。
emobileはエリアが他のキャリアと比べて、広大ではないので...(主観です)
- EMOBILE LTE
- EMOBILE 4G
-
EMモバイルブロードバンドサービスエリア(モバイルデータ通信/Pocket WiFi/携帯電話/スマートフォン/LTE) | イー・モバイル
(紫色と...↓) - (黄色が該当LTEエリアになります、2種類見てね)
携帯電話キャリアのLTEエリアマップの見方について(概略編)
MNP(キャリア移動)するときに、エリアマップを確認していますか?
最近、Nexus5(イーアクセス)へMNP移ろうとした時に調べた、
各社のエリアマップのウェブページ及びエリアマップ冊子の説明方法が異なっているので、
ここではざっくりと概要のみ解説します。
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1.エリアマップとは
ソフトバンクモバイルのエリアマップ掲載ページには下記のように書いてあります。
サービスエリアは計算上の数値判定に基づき作成しているため、実際の電波状況と異なる場合があります。
きっと、すごいGISアプリケーションがあって、
基地局の電波の強さと、地形データや建物データを計算し、
電波が届く範囲をシミュレーションしているんでしょう。
基本的に、地図に色が塗られている場所には、何らかの携帯電話でつかめる電波がとんでいて、
3G回線を利用した電話若しくは、データ通信が可能なエリアを表しています。
色が塗られているからって、必ずエリア内かどうかはわかりません。
建物の地下や、高層階では圏外になることは、よくあります。
2.同じキャリアでも、エリアマップは携帯電話によってそれぞれ違うよ
以下の内容は、基本的にLTEのエリアマップについてです。
各キャリア、各メーカーから様々な携帯電話が発売されていますが、
携帯電話によって、エリアに差があります。
なぜかというと、携帯電話によって捕捉(通信することが)できる電波の周波数が異なっているからです。
手始めに、各キャリアがLTEにて使用しているだろう周波数を上げてきましょう。
NTT Docomo
- 800MHz帯 (BAND19, BAND6?)
- 1.5GHz帯 (BAND21)
- 1.8GHz帯 (BAND3)
- 2GHz帯 (BAND1)
KDDI (au)
- 800MHz帯 (BAND18)
- 1.5GHz帯 (BAND11)
- 2GHz帯 (BAND1)
Softbank グループ(関連会社も含む)
- 900MHz帯 (BAND8?) (2014年サービス開始予定?)
- 2GHz帯 (BAND1)
- 1.8GHz帯 (BAND3) (イー・アクセス系, 2014年6月以降はワイモバイル系)
- 2.5Ghz帯 (BAND41) (WCP系)
ソースは
様々な周波数帯をつかって、携帯電話サービスをおこなっていることがわかります。
周波数によって、特性があるので、
その場所に適切な周波数を利用していたりしているのでしょう。
ちなみに、携帯電話によって使える周波数は異なります。
それぞれの携帯電話に対応したエリアマップが公開されているので、
見る機会があったら、注意したほうがいいかもしれませんよ。