"次世代 Web カンファレンス"に参加したので、感想を。

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2015-10-18に法政大学外壕校舎にて、"次世代 Web カンファレンス"が開催されいました。

イベントのサブタイトルに、

これからの Web について真剣に議論したい

 と表記されており、どのセッションも議論がメインです。

このイベントの概要などは、主催のJxck氏のページを見ると全て書いてあります。

 

jxck.hatenablog.com

nextwebconf.connpass.com

1. 議論の内容について

各セッションの議論の内容は、Youtubeにアップロードされている動画や、登壇者・参加者の記事を見ていただけると、網羅できると思います。

www.youtube.com

togetter.com

 

2. 議論の内容よりも気になったこと(この記事のメイン)

一番言いたいことを記事の後ろに持ってきているのは、若干謎仕様ですが...

このカンファレンスで、一番重要なファクターとなっているのは、

セッションオーナー(まとめ役) + 2~3 人の登壇者で実施

という縛りです。

セッションオーナー(まとめ役)と呼ばれる実質的な進行役と、 議論を深めていく登壇者という存在で、セッションが動いていきます。

そして、プレゼンテーション資料などは一切ありません。参加者から見れば、耳のみで参加可能なカンファレンスになります。

 

つまり、ラジオコンテンツを視聴しているような感覚を覚えやすいカンファレンスが自然と出来上がっていました。

もちろん主催のJxck氏は、"mozaic.fm"というPodcast番組(音声コンテンツ)を配信していらっしゃるので、ラジオのようなコンテンツになるのは、目論見どうりの作戦の1つだと思われます。

mozaic.fm

 

このような構成にした場合、セッションオーナーの立ち回りがとても重要となってきます。ある意味、スキルが必要な立場です。

もちろん、議論をする上で必要な素材ではないですが、有能なセッションオーナーがいるだけで、内容が切れることなく進んでいった印象を持ちました。

 

主催のJxck氏がセッションオーナーをしているセクションがありますが、おそらくこのようなカンファレンスをやりたいから、主催をしたのだろうと思っております。

www.youtube.com

 

3. まとめ

結論として、何が言いたかったのかというと、

ラジオのようなコンテンツ(目を使わなくていいもの)は、目を使わずに参加することが可能なので、より集中して参加することが可能となっています。

逆を言えば、耳から聞くことと、脳内で考察して議論をTwitter上などで参加することを同時しやすいです。

通常、カンファレンスといえば、壇上で登壇者が作成された資料が映し出されているので、目も一定以上酷使しないといけないので、目がその部分から解放されるという意味です。

 

頭を使うことが、人間の仕事だと思っております。

頭を使いやすい環境を提供してくれるこのカンファレンスの主催のJxck氏を含め、感謝をしております。